学習障害グレーゾーンの子が勉強が苦手なワケ

この投稿では

学習障害グレーゾーンの子が勉強が苦手なワケ
についてお伝えします。

「さっき説明したのに、何で出来ないの?」

「説明ちゃんと聞いてた?」

 

こんな、お悩みありませんか?

 

これは、学習障害グレーゾーンの

お子さんに多いお悩みです。

 

理由はいろいろとあると思いますが、

こんなお悩みの理由の1つに

 

「ワーキングメモリ」

 

影響していることが考えられます。

 

お子さんは、やる気がないわけでも

怠けている訳でも決してありません!

 

ワーキングメモリが低いお子さんは、

聞いた話の情報を上手に処理することが

苦手なのです。

 

ワーキングメモリとは?

 

ワーキングメモリは、脳の黒板

とも言われています。

 

情報を一時的に覚えておきながら

目的に合わせて取り出して

考える動きのことです。

 

たとえば、お出かけ前に

 

「ぼうしを持ってきて

 それと、汚れた靴下は

 洗濯かごに入れてね。

 準備ができたら靴をはいてね。」

 

と声をかけたとします。

 

すると

 

「ぼうしを持ってくる」

「汚れた靴下を洗濯かごに入れる」

「準備が出来たら靴をはく」

 

という3つの情報を

処理しなければいけません。

 

でも、ワーキングメモリが低いと

 

ぼうしを洗濯かごに入れた後

玄関に立ちすくんでいるということが

起きたりします。

 

または、2階にぼうしを取りに行ったら

別のことが目に入って遊び始めて

全く降りてくる気配がない!

 

ということも起こりえます。

 

これは、

聴覚情報のごく一部しか記憶に

とどめることができないために

生じる行動です。

 

決して、お母さんのいう事を

聞いていない分けではありません。

 

ワーキングメモリの能力は人によって

異なります。

 

一人ひとりの個性ですが、

やはり困りごとが出てきます。

 

お子さんに声をかけたお母さんとしては

「ちゃんと聞いてた?」

となってしまうからです。

 

なので、

 

「うちの子ワーキングメモリが低いのかな?」

 

と気づいたら、

日常生活の中で工夫することが大切です。

この投稿が少しでも子育ての

お役に立てたら嬉しいです!