今日は、
日常生活の親子の会話が、
子どものワーキングメモリを
鍛える時間に変わる!
についてお伝えします。
ワーキングメモリは
日常生活の親子の会話で
伸ばすことができます。
「勉強になると子どもが嫌がる…」
「何度も伝えているのに忘れてしまう…」
こんなお悩み、ありませんか?
実は、
これらの困りごとには
ワーキングメモリが
関係していることが
多いんです。
ワーキングメモリとは、
短い間に頭の中で
情報を記憶して整理し、
使う力のことです。
たとえば、
「次にこれをして、
さらにこうしよう」
といった順序を
考えるときに使われます。
この力がスムーズに働くと、
日常生活も勉強も驚くほど
スムーズになるんです。
たとえば、日常生活では、
朝の支度の時間に
制服を着たら、
次に水筒をリュックに入れる
というような
一連の行動で使います。
勉強では、
問題文を読む
↓
必要な情報を覚える
↓
答えを考えて書く
という流れに欠かせません。
つまり、
ワーキングメモリは
日常生活と学びの両方を
支える重要な力なんです
では、どうやって
ワーキングメモリを
鍛えればいいのでしょうか?
まずは、
「次に何をする?」と
子どもに問いかけてみてください。
「歯磨きをしたら?」
「準備の後は?」と、
考える機会を増やすことが
ポイントです。
声かけをするときには、
「これが終わったら、
次はこれだね」と
順序を一緒に考えることが
効果的です。
これを繰り返すだけで、
子どもの頭の中で情報を
整理する力が少しずつ
鍛えられていきます。
また、遊びの中で
鍛えることもできます。
「次は何をすればいいか
当ててみて!」と
クイズ形式にすると、
楽しみながら続けられますよ。
ワーキングメモリが鍛えられると、
「問題文を読んで考えるのが
ラクになった」
「手順を覚えてスムーズに
進められるようになった」など、
日常生活だけでなく
勉強の場面でも大きな変化が見られ、
成長を実感できるはずです。
ワーキングメモリを鍛えるのに、
特別な準備や道具はいりません。
日常生活の中で声かけを
工夫するだけで、
子どもの力が確実に
育っていきます。
焦らず、
親子で楽しみながら
取り組んでみてくださいね。
今日は、ここまでです。