今日は
塾通いで伸びないお子さんは
ママとの会話で情報を整理すれば
うまくいきます!
についてお伝えします。
塾通いさせているのに
「成績が上がらない…」
と感じることはありませんか?
塾通いさせても成果がでない
原因のひとつに、
お子さんのワーキングメモリの
弱さがあります。
ワーキングメモリとは、脳が
「一時的に情報を保持しながら
作業を進める力」のことです。
この力が弱いお子さんは、
次のような困りごとを抱えがちです。
・宿題がたくさんあるけど、
どれから手をつければいいか分からない
・復習しようとしても、
頭がごちゃごちゃして手が止まってしまう
・指示が多すぎると混乱し、
イライラしてやる気をなくしてしまう
いくら塾で勉強を教わっても、
脳が情報を整理できない
未熟な状態では成果が出にくいんです。
また、塾での勉強法は、
多くの子どもに効果がある
「一般的なやり方」が
ベースになっています。
でも、
実際のお子さんには
それぞれ個性があり、
全員が同じ方法で成果を
出せるわけではありませんよね。
特にワーキングメモリに弱さがある
お子さんにとっては、
こうした一般的な方法がかえって
負担になることもあります。
だからこそ必要なのは、
お子さんを発達させる
ママのサポートなんです。
お家サポートを取り入れるだけで、
脳がスムーズに
情報を整理できるようになり、
塾での学びがしっかり
活かせるようになります!
では、
どのようにサポートすれば
良いのでしょうか?
目で見た情報と耳で聞いた情報を
リンクさせる声かけをすることで、
脳がスッキリ整理できるようになります。
理由は、視覚情報と聴覚情報を
リンクさせることで、
一つの感覚だけで処理するよりも
負担が軽減されて
「次に何をすれば良いか」が
頭の中で明確になるからです。
たとえば、
やることリストを目で見せながら、
「次はこれをやろうね!」
と声をかけると、
視覚情報(リスト)と
聴覚情報(声かけ)が結びつきます。
これにより、
リストを目で見ただけでは
漠然としてしまう内容が、
声かけによって具体的な指示として
整理されます。
お子さんは「これをすればいいんだ」
と次にやるべきことが明確になり、
迷いや混乱が軽減されます。
こうすることで、
脳が情報を整理しやすくなり、
「次に何をするか」を
すんなり理解できるようになります。
その結果、
次の行動にスムーズに
移れるようになるのです。
こうした視覚情報と聴覚情報を
リンクさせる声かけを繰り返すと、
見て・聞いて(インプット)
↓
考える
↓
行動する(アウトプット)
の脳のルートをどんどん育って、
宿題や勉強の段取りが
上手になります。
ですから、
塾通いをさせて「勉強しなさい!」
と言う前に、
まずはお子さんの
脳の情報整理をスムーズにする
サポートが大事なんです。
こうすることで、
塾での学びが成果に
繋がるようになりますよ!
今日は、ここまでです。