お子さんの勉強中の
「イライラや癇癪」は
脳の情報整理が
追いついていないサインです!
脳にかかる負担を軽くする
声かけで、
お子さんの行動スイッチを
ONにすることができます!
お子さんの「イライラ」や「癇癪」は
ワーキングメモリが
関係していることがあります。
ワーキングメモリって
聞き慣れない言葉かもしれませんが、
簡単に言うと
「一時的に情報を保持しながら
作業を進める力」のことです。
この力が弱いと、
次のようなことが
起こりやすくなります。
・宿題に取り組む前に癇癪を起こしてしまう
・指示にイライラしてしまう
・一つのことに集中できない
お子さんの脳が
「どうしたらいいのか分からない」
と感じている状態ですね。
ここでママが
「早くやりなさい!」
とガミガミを繰り返すと、
脳の負担がさらに増え、
ますます行動できなくなって
しまうんです。
でも逆に、
脳の負担を減らす工夫をすれば、
感情のコントロールが改善し、
行動しやすくなるんです!
怒らずガミガミ言わない
関わり方は、
ママが感情を我慢すること
ではありません。
実は、お子さんが自分で
行動できるようになると、
ママが怒る必要そのものが
減っていくんです。
そのために
試していただきたいのが、
お子さんに体験したことを
しゃべらせることです。
日常の中で、
体験を思い出して
話してもらうことで、
脳が情報を順序立てて
整理する力が高まり、
「次に何をすればいいのか」が
分かるようになります。
たとえば、
「給食は何を食べたの?」など、
具体的な質問をしてみてください。
こうした質問を通じて、
お子さんが体験を思い出して整理し、
話す力が育ちます。
さらに、
お子さんが話し始めたら、
「それでどうしたの?」
「そのときどう感じたの?」
と続きを促す声かけをしてみましょう。
このやり取りによって、
脳が順序立てて情報を
整理する力が鍛えられていきます。
こうした力が育つと、
脳が混乱して
「どうしたらいいの?」と
考え込む状態が減り、
負担が軽くなるんです。
その結果、
ママが「早くしなさい!」
と怒る必要そのものが減り、
親子で笑顔の時間が
増えていきます。
さらに、
脳が情報を整理しやすくなることで、
お子さん自身も
「次はこれをやればいいんだ」
と気持ちが落ち着き、
イライラや癇癪も少なくなります。
小さな会話の積み重ねが、
親子のイライラを減らし、
穏やかな毎日を作ります。
ぜひ今日から、
体験を話してもらう声かけを
取り入れてみてくださいね!
今日は、ここまでです。