宿題のイライラ解消に!ワーキングメモリの簡単チェックポイント

今回は、
普段の様子からお子さんの
ワーキングメモリの
チェックポイント
お届けします。

日々の困りごとが、
実は勉強のつまずきにも
影響していることがあるんです。

ワーキングメモリが弱いお子さんは、
生活面にも特徴が出やすいものです。

勉強中の様子だけでは
見えにくい部分を、
生活の場面でチェックしてみましょう!

日常生活にこれらの様子があると、
お子さんのつまずきの原因が
ワーキングメモリの弱さにある
可能性が高いです。

<チェックポイント>
・指示をしても忘れてしまう
・整理整頓が苦手
・忘れ物が多い
・集中力が続きにくい
・話を順序立てて説明するのが苦手
・親子の会話がかみ合わないことが多い
・ダラダラとして宿題が進まない
・切り替えが苦手

いくつ当てはまりましたか?

これらが当てはまる場合、
ワーキングメモリの弱さが
学習のつまずきに影響を
与えている可能性が高いです。

学習のサポートといえば
勉強面ばかりに目が向きがちですが、
脳の働きは生活の場面からも
育てられます。

お子さんの日常の中で、
親子のコミュニケーションを
少し工夫するだけでも

「聞ける」「動ける」の力が
身についていき、

勉強にも自信が持てるように
なっていきます。

講座を受講された
Kさんがお子さんの
こんなエピソードを
教えてくれました。

Kさんの息子さんは、
「宿題なんて面倒くさい!」
が口癖で、

毎日学校から帰ると
すぐにスマホに夢中になり、
夜遅くまで宿題に手をつけない
日が続いていたそうです。

Kさんも
「もう声をかけるだけ無駄かな…」
と半ばあきらめかけていました。

ところが、
ワーキングメモリの弱さに配慮した
「コンパクトな声かけ」を試して、

3ヶ月後には
『今日はこれだけ進んだよ!』と、
これまで見たことのない笑顔で
Kさんに教えてくれるまでに
変わりました。

「自分から宿題に向かう日が
来るなんて!」と、

まさかの変化にお母さんも
驚きと喜びを隠せない様子でした。

ワーキングメモリに合わせた
声かけをすることで、
宿題に向かうハードルが
少しずつ低くなり、

自信を持って取り組めるように
なったんですね。

今では、スマホより先に
宿題に向かう時間が増えたと、
本当に感激していらっしゃいました。

ワーキングメモリに弱さがある
お子さんには、

まずは短く簡単な声かけを
意識してみてください。

たとえば
「今、何をする時間だっけ?」
という風に一つのことだけに
フォーカスして声をかけるだけでも、

お子さん自身が焦ることなく、
スムーズに行動に移れるようになります。

お子さんのワーキングメモリを
日常の声かけから育てていくと、

次第に勉強時間がスムーズに進み、
少しずつ自分から取り組もうとする力も
育っていきますよ。

この投稿が少しでも
お役に立てたら嬉しいです!