先生の話を聞き逃す子のために!聞き漏らしを助ける3つのポイント

お子さんが
・言われたことにサッと取りかかる
・テキパキと行動できる

こんな姿を見たい!
と感じることはありませんか?


確かに、
反応が早く、効率よく行動する子は
優秀と見られることが多いですよね。

でも、
お子さんが素早く反応できるのは、
脳のネットワークがしっかり
できあがっている場合だけ
なんです。

ワーキングメモリに弱さのあるお子さんは、
脳の発達がまだ未熟な部分があります。

同じ作業をしていても、
脳内での情報処理に時間がかかるので、
反応が遅れたり、
行動に時間がかかることがあるのです。

脳は、情報が入ってくることで
発達していきます。

その最初のステップが「聞く」こと。
脳に情報が入らなければ、
次のステップの「
考える」や「行動する
という脳のネットワーク全体が
うまく育たないのです。

私の息子も、かつて
「先生の話を聞き逃す」
「何度も同じことを言わないと行動できない」
といった問題がありました。

でも、その原因が「聞く力」にあると
知って対応を変えることで、
少しずつ息子が変わっていきました。

脳のネットワークが強化されると、
聞く→考える→行動するという
プロセスがスムーズになり、
宿題や日常生活にも前向きに
取り組めるようになったんです。

聞く力が弱いままでは、
お子さんの成長に大きな影響を
与えてしまいます。

例えば、
・授業についていけない
・忘れ物が増える
・何度も同じことを言われると反発する

こうした困った行動に繋がることが多く、
特に中学生になると、
勉強や友達関係でも悩みが
増える傾向にあります。

それでも、
根本の原因
にフォーカスせず、
ガミガミ言い続けるだけでは、
問題は解決しないんです。

では、どうすればいいのでしょうか?

脳の「情報整理」をスムーズにするためには、
まず「
聞く力」を育てることが大切です。

聞く力を育てると、
学習面だけでなく生活面でも
驚くほどの変化が見られるようになります。

例えば、次のポイントを意識してみてください。

①一度にたくさんの指示を出さない
「1つ言って待つ」
「1つ行動が終わったら、次を言う」ことで、
脳に負荷をかけずに、
スムーズに行動できるようになります。

②成功体験を積み重ねる
小さな成功を意識して、
「できたね!」とすぐに褒めることで、
お子さんの自信を育てましょう。

③シンプルな言葉で伝える
長く複雑な言葉ではなく、
簡潔な言葉で伝えることで、
お子さんが理解しやすくなります。

このような方法を取り入れることで、
ワーキングメモリを強化し、聞く力を
伸ばすことで脳の情報整理力
育てることができます。

今からできることを少しずつ始めて、
脳の成長をサポートしてみませんか?


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少しでも役立てば嬉しいです。

次回もお楽しみに!