進級の不安を解消する春休み期間の“親子時間のススメ”

【記事概要】

無気力でやる気がゼロ、そんな状態では脳はなかなか発達しません。家での過ごし方次第で積極的なお子さんに大変身させちゃいましょう。発達凸凹キッズに今やって欲しい進級準備についてご紹介します。

 

 

1.無気力な状態だと脳が育ちにくい

 

あっという間に終わる春休み、心配で過ごすよりも親子で自信をつけて進級・進学を迎えたいですよね。

やる気をなくして、やるべきことに取り組めない発達凸凹キッズは、過去のネガティブな体験から自信を失っていることが多いです。

その結果
・無気力になってしまう
・興味の幅が広がらない
・自分で考えない、決められない
・イライラしている

などの様子が多く見られ、脳が育ちにくい状態になってしまいます。

考えることや行動することにブレーキがかかるので、鬱々としやすく、脳が発達しにくく困りごとを長引かせやすいのです。

なので、一方的に「〇〇しなさい!」というのは対応はNGなのです。

 

2.やる気UPで積極的に!

 

わが家の息子は、中学2年生で発達障害グレーゾーンの特性であるADHD(注意欠陥・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム)、LD(限局性学習障害)の特性を併せ持っています。

中学1年生の3学期になると休みたがる日が増えて、登校しぶりがはじまりました。

学校へ行くべき!と考えていたわたしは、「気合が足りない!」「がんばって行きなさい!」と息子を追い詰めてしまうこともありました。

ですが、発達科学コミュニケーションを学び関わり方を変えた事で息子は、少しずつやる気がUPして積極的になりました。
 

 

3.春休み期間の親子時間のススメ

 

春休み期間は、ぜひお子さんが主体的に過ごせるような毎日のサポートをしっかりことが大切です。

発達凸凹キッズの進級準備で一番やってほしいのは、親子の会話を通じて、お子さんが自分の気持ちを整理したり考えたり相談したりすることなのです。

こんな関りが出来れば、子どもの脳を発達させやる気を育てるチャンスにもなります。

今の環境は、お子さんが主体的に過ごせる環境となっていますか?

春休み期間は、親子の会話を通じて進級準備を加速させましょう。

 

 

 

 

 

 

 

子育てに悩まれているお母さんの心の支えになれれば幸いです。

 

執筆者:中木村 美紀
(発達科学コミュニケーショントレーナー)